ウエイトリフティングとパワーリフティングの違いとは

オリンピック競技に「ウエイトリフティング」という種目があります。いわゆる重量挙げです。これは床に置かれたバーベルを「スナッチ」と「クリーン・アンド・ジャーク」という二種類の方法で頭上に持ち上げて合計重量を競います。

一方五輪競技ではありませんが「バワーリフティング」という競技があるのをご存知でしょうか。パワーリフティングは我々にはおなじみの「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」の三種目がありますが、ベンチプレスだけに出場する「ベンチプレッサー」といわれるアスリートさんもいて、パラリンピックではベンチプレスが正式種目になっています。昨年デッドリフトの世界記録が501kgに更新されました。

また、どちらも「オリンピックシャフト」と呼ばれるバーベルシャフトを使用しますが、実はウエイトリフティング用とパワーリフティング用は異なります。重さはどちらも同じ20kgですが、ウエイト用はグリップ部の直径がパワー用よりも1mm細く弾力がありしなります。パワー用は29mmでウエイト用に比べると硬めです。といっても私自身はしなりの違いが実感できるほどの重さを担いだ事はないですが・・・

KINYOでメインで使用しているシャフトはパワーリフティング用の公式オリンピックシャフトです。