ダイエットにベンチプレスなんかいる?

台東パーソナルトレーニングルームKINYOのトレーニングメニューは、特定の要望がない限り、まずは基本的に「スクワット」「ベンチプレス」を中心にメニューを組みます。

でもたまにダイエット希望の女性の方から「ベンチプレスっていりますか?」というご質問をいただきます。腕が上半身がゴツくムキムキになってしまわないか・・・

では逆に質問。以前にも記事に書いたことあるけど、腕をムキムキにしたくないのになぜ「二の腕の筋トレ」を所望するのでしょうか?!お腹をひっこめたいのになぜそんなに腹筋をされたいんですか?!・・・これに関する答えは以前の記事に譲るとして(→ベンチプレスは腕がごつくなる?→筋トレで部分「引き締め」はできる?)、今回はベンチプレスの目的と効果について。

ダイエット、もしくは筋トレ後の脂肪燃焼の効果を高めるにはできるだけ大きな筋肉を多く刺激する必要があります。スクワットが体幹から下のほとんどの筋肉を動員できるのに対し、ベンチプレスは体幹そのものの多くの筋肉を動員できます。胸の大胸筋をはじめ腹筋群、腕、そして姿勢維持のため背中の筋肉も働いています。

さらにベンチプレスのフォームを維持するために、呼吸とともにお腹をひっこめ、胸を大きく開くという事を意識します。肋骨の細かい筋肉の柔軟性が改善され呼吸が深くなり姿勢も改善されてきます。

またスクワットが「ヒップアップトレーニング」の代表なら、ベンチプレスは「バストアップの代表」ということでもいいと思います。体幹をしっかり使えるようになれば腕にはほとんど強い負荷はかからなくなってきます。もちろん高重量ではまた別ですが、減量しながらのトレーニングで筋肉が「ごつく」なるようなことはありません。

これだけの効果が期待できるベンチプレス。はまるとやみつきになるのもベンチプレスの魅力です。