タンパク質とアミノ酸スコア

タンパク質は20種類のアミノ酸から作られています。その20種類のうち11種が非必須アミノ酸(NEAA)、9種が必須アミノ酸(EAA)といいます。非必須アミノ酸は必須アミノ酸から体内で合成されますが、必須アミノ酸は体内で合成できないので食事から取る必要があります。

その9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれているかどうかの評価を「アミノ酸スコア」といいます。例えば肉類や卵、乳製品、大豆のアミノ酸スコアは100です。魚だと種類によってまちまちでマグロ、カツオ、青魚は100。野菜等それ以外の食品はだいたい100以下でスコアが低くなります。

つまり必須アミノ酸をバランスよく取るにはこのアミノ酸スコアが100の食品を適切にとるのがよいとうことになります。市販のプロテインは全部確認したわけではないですが100の製品しか売ってないと思います。大豆は昔は90以下とされていましたが現在では100であることがわかっています。当然ですが、アミノ酸スコア100のプロテインには何も表示がなくてもEAAが含まれています