タンパク質とりすぎに注意

昨今「タンパク質をしっかりとる!」のはあたりまえで、「プロテイン飲むのはデフォルト」とまではまだなってないとは思いますけどけど、それでもKINYOに初めて来られる方でもプロテインをすでに購入して飲み続けている方もいます。

前にもプロテインの飲み方について書いたことはありますが、筋肉作りとは別のタンパク質効果というものもあります。

食事をすると身体が温まりますがこれは「食事誘発熱」と言われる物で、消化吸収のためにエネルギーが使われるためです。糖質と脂質はだいたいカロリー量6%前後が食事誘発熱として消費されますが、それに対してタンパク質は30%も食事誘発熱になります。

つまり、同じ食事をするだけでも、例えば糖質抜きの「焼き肉ダイエット」なら食事誘発熱による消費カロリーが上がりダイエットに効果的・・・・のような気もしますがどうでしょうか?皮なし鶏胸やささみ肉ならなおさらよさそうです。

しかし一度に消化できるタンパク質は、現時点では20から30グラム程度と考えられています。それ以上のとりすぎたタンパク質は脂肪の合成に回される量も増えてしまいます。

つまり食事誘発熱を増やす目的でタンパク質を一度に大量にとってもあまり意味はない、ということになります。やはりなんでも「適量」を守るのがよさそうです。